こんにちは、救命士学習塾塾長の空飯(→プロフィール)です。
今回は気管挿管の吸引手順方法を記載しています。
カテーテルの入れる方法や使用器具の選択方法を理解しましょう。それではどうぞ。
換気の確認実施 左から
胸骨圧迫待て
左湿性ラ音 右 右湿性ラ音
胸骨圧迫再開
気管吸引実施する
ボトルよし 吸引器チューブよし 吸引カテーテルよし
カテーテル接続 接続よし
スワバー スワバー準備よし
吸引器作動状態よし 吸引準備よし
バックバルブ離脱
挿管チューブ内カテーテル挿入
抵抗あり 1~2センチ引き戻す
吸引開始 吸引 吸引 吸引よし
バックバルブ接続 換気開始
吸引器停止
吸引カテーテル収納 収納よし
換気の確認 左から 胸骨圧迫待て
左換気良好 右 右換気良好
胸骨圧迫再開 気管吸引終了
ワンポイントアドバイス
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カテーテルは10~12Fを使用します。
(外径が人工気道の内径の1/2以下のカテーテルを使用すること)
吸引圧は-20kPa(-150mmHg)で実施します。
下の画像の吸引機の場合、薄い青(水色)の部分で吸引します。
(薄い青が気管用で濃い青が口腔内容です)
救命士の吸引では抵抗のある深さから1~2センチ引いたところから吸い始めます。
(看護師では吸引カテーテルが1~2センチ残る程度のようです)
カテーテルの押し込みや急激な操作は気管を痛める可能性があるので注意が必要です。