アセトアミノフェンの致死量は?主成分の市販薬一覧と大量服薬時の対応

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市販風邪薬(アセトアミノフェン) は一般的には副作用が少なく安全だと言われております。
しかし、用量を大きく超えた服薬は肝不全を引き起こし、最悪死に至ります。どの程度服薬すると死に至るのか?どんな市販薬に多く含まれているかを記載してあります。ではご覧ください。

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肝障害が起きる原因と対応は?

アセトアミノフェンは通常グルタチオンによって解毒されますが、過量摂取時はグルタチオンが枯渇し肝障害が発生します。このため解毒剤となるグルタチオンの前駆体であるN-アセチルシステインをできるだけ早期(8~24時間以内)に投与する必要があります。
バイタルが安定してたとしても緊急性は高いです。
中毒対応可能な3次医療機関に早期に搬送することが重要になります。
「たかが市販薬のオーバードーズでなぜうちに?」と断られそうになってもそれは素人なスタッフです。根気強く説明しましょう!

どのくらい服薬すると危険?

肝障害は150mg/kg以上の服用で発症する可能性が高いと言われております。
3次医療機関に搬送する目安としては7.5g以上の服薬を目安にしましょう。

アセトアミノフェンを含む主な市販薬と含有量

商品名 含有量
パブロンSゴールドW微粒  300mg
バファリンプレミアム  65mg
プレコール持続性カプセル  450mg
タイレノールA  300mg
ノーシン散剤   300mg
ナロン錠  265mg
新エスタック顆粒  240mg
新セデス錠  80mg
ラックル  300mg

まとめ

プレコール持続性カプセルなら約16錠、パブロンSゴールドW微粒なら約24包を服薬していれば3次医療機関への搬送対象となります。
市販風邪薬の大量服薬であれば救命センターに搬送するのが間違いないと思われます。
アセトアミノフェンの救急事案で主となるのは「自損行為」です。
おそらくほとんどの事案では自殺が関与すると思われます。
通報内容で「自殺しようとして風邪薬を大量に飲んだみたいだ。」などの通報内容でしたら、アセトアミノフェン中毒を意識しましょう。
さらに、錠剤などを砕いて服薬した傷病者の自殺願望、本気度は強いです。
完全にどうやったら死ねるかを調べて実行していますので注意しましょう。
服薬した薬包紙やカプセルなどは病院に持参。服薬量と服薬時間を関係者から聴取し、病院に伝えましょう。

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