こんにちは、空飯です!
今回はブログのタイトルについて。
ブログタイトルはSEOに影響してくるので重要です。
それ以上に読者に読んでもらうために重要な役割を果たします。
特に”生まれたてのブログ”では3要素がかなり重要です。
読者はブログタイトルを見て「読むか」「読まないか」を3秒で決断してしまいます。
そこでブログタイトルを付ける時に意識しなければいけない3つの要素をまとめました。
この3つの要素を意識してタイトルをつければ、タイトルの付け方はまず間違いありません。そのポイントを押さえつつ自分らしいタイトルをつけたいですね。
それではさっそく見ていきましょう。
・メリット:読者にとってそのブログ(記事)を読むメリット。
・具体性:数字。数字がある方が人は具体的にイメージできる。
・名が体性:そのブログタイトルはそのブログコンセプトを表しているか?
もくじ
なぜブログタイトルは重要なのか?
ブログタイトルは読者に読んでもらうために重要です。
読者が自分の特化型ブログを見て「このブログを読めば自分の悩みは解決できそうだ!」と思ってもらうことができます。
しかし、ありきたりなタイトルをつけても読者には読んでもらえません。
読者に読んでもらうために3つの要素(メリット・具体性・名が体性)を意識する必要があるんです。
本当は自分の想いや気持ちを100%反映させた自由なタイトルをつけたいところなのですが・・・
具体例
では例を見ていきましょう!
悪い例:「Paramedic Style」
確かに英語でかっこいいので、スタイリッシュです。
しかし、そのブログが読者にもたらしてくれるメリットはなんでしょうか?
メリットを具体的にイメージできますか?
そのタイトルを読むだけでどんな情報を得られるブログかあなたは判断できましたか?
そう、中身を見るまでわからんのです。
- もしかしたら最高良い情報が入っているかも
- もしかしたらめちゃくちゃゴミ記事しかないかも
- そもそも、なんのブログ?(ちなみにParamedicとは救命士のことです)
- 良いか悪いかわからんものをいちいち調べたくない(見たくない)
これらが読者の心境でしょう。
現代人はとにかく忙しいのです。
無駄な情報のために1秒も無駄にしたくありません。
よって、このブログのタイトルだと中身を読んでもらえないのです。
どんなに良い記事を入れても中身を読んでもらえなければそれは無いのと同じです。
つまり稼げません。良いサイトになり得ないのです。(圧倒的強者になれば別ですが・・・)
良い例:「救急救命士学習塾〜救命士合格率が99%に上昇!研修前に合格レベルになれるメルマガ配信中!メルマガでは快適に成績を上げられる教材をプレゼント!期間限定¥26,560→今なら期間限定無料!〜」
かなり長ったらしく、もっさりしていますが3つの要素はいかがでしょうか?
分析してみましょう。
・メリット:読者にとってそのブログ(記事)を読むメリット。
・具体性:数字。数字がある方が人は具体的にイメージできる。
・名が体性:そのブログタイトルはそのブログコンセプトを表しているか?
- メリット◎:救命士の情報が欲しい人、救命士の勉強方法を学びたい人、救急のことを知りたい人に訴求できている。
- 具体性○:数字があって具体的。勉強内容について教えてくれていることがわかる。
- 名が体性◎:救急救命士の学習ができるサイトだということがわかる。
このように3要素が入っているので、ブログターゲットである「救命士を目指している人」「救急関係者」に強く訴求できます。
救急に興味がある人は積極的に読んでくれることでしょう。
ちなみに僕が販売しているメイン商品は「救命士になるためのオンラインスクール」です。
つまり、救命士関係以外の人に読んでもらっても利益になりません。
しかし、救命士関係の人には強く訴求できるのです。
記事もターゲットを絞って書いているので読めば読むほど信頼残高が上がります。
信頼残高とは”読者の信頼値”です。
役立つ情報、価値提供をひたすら行っていくと、読者はブロガーに信頼していきます。
コップをイメージしてください。
コップの中に信頼という水が入っていくイメージです。
これが信頼残高の水です。
コップから信頼水があふれるとあなたの商品や紹介商品は売れます。
人によって器(コップ)の大きさは様々ですし、あなたのコンテンツに対する感じる価値の量も様々です。
あなたは信頼残高をためてあふれさせるためにひたすら価値提供をしてください。
いずれあふれた時、大きく利益をあげることができます。
なぜなら、あふれる現象は同時多発的に発生するからです。
例
あなた「こんなの作ってみましたけど買いませんか?」
オーバー信頼残高読者「買います!買います!あなたがいうことなら間違い無いです!とても価値あるものでしょう!買います!」×ファンの数=利益
※ちなみに信頼残高値を測定する目安は「記事に対するコメント内容、数です」「メルマガ登録、メルマガ感想内容」も参考になります。
3要素を満たせばブログの好循環が生まれる
- 「読んでもらうターゲットは誰か?」
- 「どんな信念でブログ記事を作るのか?」
- 「ターゲットにはどんな風に価値提供したいのか?」
これらの考えがあるだけでタイトルがすごく良くなります。
タイトルを見たターゲット読者は3要素を満たすことで、おのずと読んでくれます。
読まれるとSEO的にも有利で、トップページに表示されやすくなります。
すると良いタイトルを見たターゲット読者がさらにたくさんあなたのブログに訪れてくれることでしょう。
つまり「良いタイトル」=「良いブログ」という好循環が生まれるのです。
だからブログタイトルは3要素を満たして作ることが重要です。
タイトル3秒ルールについて
世の中に星の数ほどブログが存在し、読者はその中から本物の情報を取捨選択する必要があります。
そこで判断する基準が「タイトルを見てそのブログを読むか決める」というのがあります。(ファーストビューと言います)
つまりタイトルに読まれる要素が詰まっていないと読んですらもらえないのです。
一般的にブログに訪れた読者は、そのwebサイトが自分にとって必要かどうかを3秒で判断しています。(3秒ルール)
そして、ファーストビュー(ヘッダー)でそのページを離れてしまう読者の割合(直帰率)は70%以上と言われています。
すなわち、3秒以内にそのページを離れてしまう読者はおおよそ半分以上にも上り、ファーストビューを確認した最初の瞬間に、きちんと伝えたいメッセージを伝えられるかどうかが読者の滞在時間を大きく左右すると言えることになります。
ではどのようなタイトルにすれば読者はブログを読んでくれるのでしょうか?
やはり3要素を満たすことです。
・メリット:読者にとってそのブログ(記事)を読むメリット。
・具体性:数字。数字がある方が人は具体的にイメージできる。
・名が体性:そのブログタイトルはそのブログコンセプトを表しているか?
タイトル3つの要素について
1:メリットとは
メリットは「読者にとってあなたのブログを読むメリット」です。
例えば救急救命士学習塾のタイトルを読むと・・・
- 救命士合格率が上がる
- 研修所入校前に合格レベルになれる
- 救命士の教材プレゼントがもらえる
- 救命士について学べそう
- 救急のことを書いてそう
などのメリットがあります。
そこでタイトルに「救急救命士学習塾」で「あ、なんか救急のこと勉強できそうだな」とメリットを感じてもらってます。
さらにヘッダー(ブログのトップ画像)で「救命士合格率が99パーセントに上昇」「研修所入校前に合格レベルになれる」「教材を無料プレゼント」とメリットを並べています。
↑こちらはメルマガのLPです(リストを取るためのラインディングページ)
メリットは入っているか簡単に分析して見てください。
2:具体性とは
具体性とはつまるところ「数字」です。
数字があると人は具体的にイメージできます。
メリットを具体的に伝えられるようにタイトルには数字を入れるようにしましょう。
「99%」「¥26,560」「教材をプレゼント」というのが具体的ですよね。
↑LPの具体性はわかりますか?分析どうぞ。
3:名が体性とは
名が体性とは「そのブログタイトルはそのブログコンセプトを表しているか?」ということです。
つまり一言でそのブログがなんのブログかわかるか?ってことですね。
例えば空飯のブログは「救急救命士学習塾」です。
「救命士のための勉強を教えてくれるサイトかな?」
「救命士関係の記事があるサイトだよね」
「救急現場活動について学べそうな記事がありそうだな」
といった風に”名が体性”を入れています。
コンセプトを一言で伝えるのは重要です。
↑名が性は入っていますか?分析どうぞ。
ブログタイトル5つの補足ポイント
- 検索で表示させたいキーワードを入れる
- キーワードをできるだけ左側に配置(不自然にならないように)
- できるだけ28字以内に納める
- 読者が覚えやすくキャッチーであること
- 自分で愛せるコト
↑の5ポイントを一つずつ解説していきますね。
① 検索で表示させたいキーワードを入れてタイトルを作る
自分のブログテーマのキーワードをブログタイトルに入れるようにします。
メインキーワードの他に2,3語の関連キーワードを入れると良いです。
関連キーワードは↓のGOODキワードで探すのがオススメ。
GOODキーワードは、メインキーワード+関連キーワードで検索需要のグラフが表示されるので、そういうのを参考にすると良いですね。
↑の画像のように検索需要がドンドン伸びていると、アツイキーワードです。
もし自分のブログテーマに合うキーワードの組み合わせで、このようなグラフが表示されるモノがあれば使いたいですね。
ただしブログに沿ったものにするのがポイントですよ?
↑の画像のように「子育て+パパ」というキーワードがタイトルに入っているのに、実際はブログ内に「パパ」は関係していませんでしたではオカシイですからね(笑)
さっきのGOODキーワードでキーワードを入力して(例えばアフィリエイトとか育児とか)表示された関連キーワードから選んでも良いですし、Yahoo虫眼鏡キーワードから選んでも良いですし、グーグルサジェストから選ぶのでもOKです。
要するに1番大事なのはメインキーワードが入ってるコト。
そして他にも、検索上位表示されたいキーワードを2個くらい入れましょうってコトです。
- アフィリエイトなら「アフィリエイト」+「初心者」「稼ぐ」
- 育児なら「育児」+「パパ」「ブログ」
- iPhoneなら「iPhone」+「iPad」「使い方」
というように。
実際にブログタイトルを作ってみましょう。
「iPhone」「iPad」「使い方」の3語でブログタイトルを作ります。
『iPhoneとiPadの使い方を超解説~iPhoneマニアラボ~』
このブログタイトルは「iPhone」「iPad」「使い方」というキーワードを含めて考えました。
ブログに含めたいキーワードは決まっていますか?決まっていなければまず含めるキーワードを探しましょう。まずはそこからです。
ブログタイトルはSEO上、重要なのである程度シッカリ考えて決めたいですね。
② キーワードをできるだけ左側に配置する
さきほど決めたキーワードをできるだけ左側に配置するようにします。
それはなぜか??
左側に配置されているキーワードほど重要である!と検索エンジンが認識するからです。
逆に右側に行くほど(ブログタイトルの後ろ)はあまり認識されません。つまり後ろに配置するほどキーワードのSEO効果が弱くなります。
なのでキーワードはできるだけ左側に配置したいワケです。
さっき例に出したiPhoneのブログタイトル
『iPhoneとiPadの使い方を超解説~iPhoneマニアラボ~』
↑はブログテーマであるiPhoneというキーワードを、SEOを意識して、1番左に配置しています。
2語目、3語目のキーワードも不自然にならないようにできるだけ左側に配置しました。
あくまで”できるだけ自然に”がポイントです。左側に寄せることを意識しすぎて、不自然なのはいけません。
GoogleはSEO狙いの不自然なキーワード詰め込みとかが大嫌いですから、グーグル先輩の怒りを買わないようにスマートにキーワードを配置したいですね。
ちなみに、最近ではこのキーワード左寄せのSEO効果は以前ほど影響力が無いとも言われていますが、それでもまだ効果がシッカリとあります(僕は結構感じています)
ブログタイトルは2,3日置きにポンポン変えて良いものではありませんから、後で後悔しないように、できるだけ左側にスマートに配置するようにしましょう。
③ 32文字以内に収める(できるだけ)
ネット検索をしたときに表示される文字数って知ってますか?
実は32文字なんです。(PCの場合。スマホは43文字)
ブログタイトルが32文字以内に収まっていれば、ブログタイトルで検索されたときにタイトル全文がスマートに表示されます。
なので”できるだけ”32文字以内が良いというワケです。
ただ、コレはそこまで重要ではないと思っています。
さっきご紹介した、「キーワードをできるだけ自然に左側に配置」する方に重きをおいたほうが良いです。
自分のブログタイトル名で検索して訪問してくれれば、これほどの喜びはありませんが、なかなかそうは行きません。
ほとんどの訪問者は検索窓になんらかしらのキーワードを打って訪れますから、ブログタイトルを32文字以内に収めるのはムリに収めようとしなくても大丈夫です。
あくまでも”できるだけ”。ムリが無ければ収めるようにしたいところです。
④ キャッチーなタイトル(ネーミング)であること
ブログタイトルで覚えやすいモノってありませんか?
なんかこのブログタイトル覚えちゃったみたいな感じの。
そういうキャッチーなタイトルがあると良いですね。
読者さんがファンになってくれると、ブログタイトル名で検索してくれるようになるので、できるだけキャッチーなタイトルを付けたいです。
さっき例に出した
『iPhoneとiPadの使い方を超解説~iPhoneマニアラボ~』
キャッチーな感じになるようにiPhoneマニアラボという言葉を加えました。
おそらくこのタイトルは既に誰かが使っていると思われますが(笑)こういう風に自分独自のキャッチーなタイトルを付けれると読者さんが覚えやすくって良いと思います。
仮にもし、このiPhoneマニアラボという言葉が無ければブログタイトルは「iPhoneとiPadの使い方を超解説」です……
どこにでもありふれすぎて自分のブログと他ブログの区別がつきませんね。
他にも例えば……
- Apple LOVER とか
- 寝ても覚めてもアップル とか
iPhone関連の例ばかりで申し訳ありませんが、是非ブログタイトルをキャッチーなモノにしてみてくださいね。
英語だと直接入力が面倒だったりするので、カタカナ・ひらがな・漢字の組み合わせで、できるだけ短いネーミングが良いと思いますよ。そのほうが読者さんに優しいですし、覚えやすいです。
⑤ 自分がブログタイトルを愛せること(個人的にコレ結構重要だと思ってる)
SEOと関係ないんだけど、自分で気に入れるかどうか、コレめっちゃ大事。
僕が結構経験あるんだけど、気に入らないタイトルをなんとなくで決めちゃうと、後でスッゴイ変えたくなる!
ブログのSEOとかが上昇してアクセスとか集まってくると、「いまブログタイトル変えたらSEOとかアクセス数とかに影響でないかな…」とか思って中々変えれなくなって困るので、長期に渡って愛せるブログタイトルを付けたいですね。
はじめはインパクト狙い・おもしろ目線で付けたのに、運営するうちに哲学的な変化が起きてきて、シンプルでカッコ良いものにしたくなるとか、あるんですよね……
キーワードさえイジらなければブログタイトルは変えても問題無いと思いますが、できれば変えない方がいいので、気に入ったタイトルを付けるようにしましょう。
別記事で、良いブログタイトルが思い浮かばない方のために、決め方や参考例をご紹介しているので参考になさってください。
良いブログタイトルを付けれるとブログがカワイく思えてくるので是非素敵な名前をつけてくださいね。
【5つの補足ポイントまとめ】
- タイトルにはキーワードを入れる
- キーワードはできるだけタイトル左側に配置する
- 28文字以内に収めると検索された時にタイトルが全部表示される
- 読者に覚えられやすいキャッチーなタイトルにする
- 自分で愛せるブログ名にすること
大事なのは【自分が狙っているキーワードが入っていて不自然でないこと、なおかつできるだけ左側にキーワードを配置すること】
ブログにキーワードを入れたからと言って、必ず上位表示されるワケではありませんが、SEOに大きな影響を与えているのは確かです。キーワードは必ず意識してタイトルに入れるようにしましょう。
あと、ブログは長期で運営しますから自分が愛せるタイトルにしたいですね。
運営していて楽しくなったり、誰かに見せたくなるようなブログタイトルにしたいところです。僕はブログタイトルをへんてこりんに付けてアクセスが集まってきた時に後悔したので、あなたは是非素敵なタイトルを付けてくださいね♪
タイトルを決めたら設定しましょう!
初期設定の中で、ブログタイトルを暫定版としてつけていたと思います。
今回タイトルが決まったら、
- プラグイン「All In One SEO Pack」のホームページ設定
- ブログのダッシュボードの「設定」→「一般」→「サイトのタイトル」の変更(以下画像参照)
を忘れずにやっておきましょう。
この設定をしておかないと、Googleで検索された際に暫定タイトルで表示されてしまいます。
総まとめ
「あ!これは僕が抱えている問題を解決してくれるブログなのかもしれない!」と思わせられるか?
この視点が重要です。
タイトル3要素はセールスレター、ランディングページ、記事タイトル全てに応用できます。
タイトル超重要です。貴重かつ重要な情報なのでぜひ覚えてください。(かなり価値のある情報です)
昔から知名度がある人(ブログ)は例外。
メリット、具体性、名が体性がなくても過去の実績やブランド力で、説明しなくても読者にメリットが具体的に伝わっている状態だから。
だから3要素がなくても良い。
これからブログを始める人は、世間では「このブログの人って誰?」「何のブログ?」の状態なので3要素が必要。
このように”強者の戦略”と”弱者の戦略”がある。
月収10万円を目指す人は弱者の戦略で挑もう!
- ブログは読者に「ファーストビュー3秒ルール」で読むか決められる
- ファーストビューのタイトルに3要素がしっかり入っていないと多くの読者を逃がすことにつながる
- 3要素とは「メリット・具体性・名が体性」
- つまりタイトルに3要素が入っていると多くの人に読んでもらえる
- タイトルに3要素がなければ中身がいくら良くても読んでもらえない
- 5つの補足ポイントも活用する
ブログタイトルは3つの要素を満たすことが重要!