心原性ショックの原因となる代表疾患 見分け方 治療と対処

ショックには大まかに4種類に分類されますが中でも心原性ショックの鑑別は重要です。なぜなら、心原性ショックはCPA前の静脈路確保の対象外だからです。ここでは心原性ショックとなりうる病気と見分け方、治療と対処方法を記載します。

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心原性ショックの原因

心筋自体の収縮力の低下によるもの(心筋性)

AMI(心筋梗塞) 心筋炎 心筋症 心不全 心室瘤など

器質的(弁機能不全や心内シャントによるもの)

心臓弁機能不全→僧房弁閉鎖不全 大動脈弁狭窄症など

心内シャント→心房中隔欠損 心室中隔欠損など

不整脈性

重篤な不整脈 極端な頻脈・除脈

見分け方

ショックに対する輸液では肺水腫の出現に注意が必要です。特に左心不全に注意しなければなりません。頸静脈の怒張(座位なのに頸静脈怒張)や肺雑音に注意が必要です。

既往歴の聴取で循環器の既往が分かった方も注意が必要です。さらに、胸の苦しさ、息苦しさ、胸痛があれば心原性ショックの疑いは強まります。

心原性ショックの場合は除脈を呈することもあります。

仰臥位の傷病者は頸静脈の怒張の判断が難しいです。そのような時は手をあげて手背の静脈を確認してみましょう!うっ血していたらそれは頸静脈怒張と同じことを意味します。さらにリフィングタイムが2秒以上ならショック状態を疑いましょう。

治療と対処

第一に早期搬送が必要です。

病態の治療

器質的原因には手術治療を考慮

不整脈治療

心筋性の場合には心負荷軽減

起坐位保持(ショック体位はリスク。たとえショックだとしても…)

酸素投与(90%前半でも投与)

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